小・中・高校生も挑戦!合格者インタビュー
初受検で3級合格!小6で心電図本を読破したZ世代
吉野裕太さん(受検当時:中学3年生)
心電図検定を受検しようと思ったきっかけを教えてください。
小学校6年生のころに『レジデントのためのこれだけ心電図』という本を読破して、そこから医学書にはまっていきました。何か試験があるなら受けてみたいと思っていたのですが、年齢制限や資格制限があって受けられませんでした。
中三の夏ごろ、インターネットで心電図検定があることを知り挑戦してみました。
どのように試験勉強をしたのですか?
心電図検定の公式問題集を使って9月から12月の約3か月間、勉強をコツコツしていました。
ひたすら問題集を周回して、わからない用語や解説があったら『レジデントのためのこれだけ心電図』を見て理解する、の繰り返しでした。
家族や友達に問題集の中から問題をランダムで出してもらって、それに答えるということを少ししていました。
相手は医療に興味もないのに無理を言ってやってもらいました。
普段の学校の宿題や、友達との交友関係の隙間時間に勉強するのが大変でしたが、心電図が好きだったので勉強自体は苦にならずに進められました。
医療系のコミュニティーへのつながりがないうえ、もちろん周りに心電図検定を受けるような“医療オタク”もいないので、ほとんど一人でずっと勉強することになり、切磋琢磨する相手がいなかったのが大変でした。
合格発表の時は学校にいたのですが、受かったと分かると友達みんなが一緒に喜んでくれました。
今後の目標や将来の夢はありますか?
医師になってみたいのですが、体力面の不安や自己研鑽問題の報道を聞いていると少し心が揺らぐこともあります。
まずは次の2級に向けてコツコツ勉強していきたいです。