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秋山俊雄の心電図講義

心電図の読み方については、洋の東西を問わずいつの時代でも、現役の指導医がかつて医学生そして研修医であったころに彼らの指導医から伝授されたことが、ほぼそのまま現在の医学生や研修医に伝えられる傾向にある。本講義は日本心電学会誌『心電図』30巻3号(2010年7月)より5回に渡り連載したもので、心筋梗塞に伴う異常心電図波形が立体角理論で説明できることを示している。立体角理論は、空間に磁気源が存在するとき、その空間の任意な点における磁力の強度と方向を算出するためにニュートン、ガウス、マックスウェルによって創案された理論である。その後、多くの研究者の努力により、心電図波形の解析にも応用できることが明らかにされた。臨床医が本講義を理解することで、心電図を読む際に立体角理論が広く用いられるようになるとともに、未解決の重要な臨床課題が近い将来実験的に解明されることを切望する。本シリーズの実現に多大な御尽力をいただいた児玉逸雄先生、加藤貴雄先生に心より御礼申し上げます。

ローチェスター大学内科心臓学 名誉教授
秋山俊雄

立体角理論の応用 〜心電図に含まれる予後を推定させる情報を求めて〜
心筋梗塞と虚血の心電図

Ⅰ.立体角理論 〔心電図,Vol. 30(2010) No. 3 pp.247〜255〕
Ⅱ.立体角理論とST-T波異常 〔心電図,Vol. 30(2010) No. 4 pp.312〜326〕
Ⅲ.立体角理論とQRS波形異常 〔心電図,Vol. 30(2010) No. 5 pp.411〜424〕
Ⅳ.前胸壁上の異常波形分布 〔心電図,Vol. 31(2011) No. 1 pp.65〜80〕
Ⅴ.心筋梗塞心電図の経時的変化 〔心電図,Vol. 31(2011) No. 2 pp.167〜188〕

心電図に含まれる予後推定情報

Ⅰ.正常と診断された心電図から心機能と予後を予測する

〔心電図,Vol. 31(2011) No. 3 pp.257〜270〕

Ⅱ.安静時心拍数と予後の関係 〔心電図,Vol. 31(2011) No. 4 pp.425〜441〕
Ⅲ.P波と心機能および予後の関係 〔心電図,Vol. 31(2011) No. 5 pp.493〜511〕
Ⅳ.QRS波の振幅による予後の予測 〔心電図,Vol. 32(2012) No. 1 pp.29〜47〕
Ⅴ.QRS波の幅による心機能評価と予後の予測 〔心電図,Vol. 32(2012) No. 2 pp.165〜183〕
Ⅵ.梗塞Q波による心機能評価と予後の予測

〔心電図,Vol. 32(2012) No. 3 pp.253〜273〕

Ⅶ.ST上昇・T波増高による心機能評価と予後の予測 〔心電図,Vol. 32(2012) No. 4 pp.367〜387〕
Ⅷ.ST下降と陰性T波による心機能評価と予後の予測 〔心電図,Vol. 32(2012) No. 5 pp.449〜474〕
Ⅸ.QT間隔による心機能評価と予後の予測 〔心電図,Vol. 33(2013) No. 3 pp.223〜247〕
Ⅹ.心室期外収縮による心機能評価と予後の予測 〔心電図,Vol. 33(2014) No. 4 pp.309〜333〕
連載を終えるにあたって 〔心電図,Vol. 33(2014) No. 4 pp.334〕

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