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リード抜去術に関する施設基準および資格要件

施設に求められる要件

  • 循環器専門医・小児循環器専門医の常勤医2名以上、かつ、心臓血管外科専門医の常勤医1名以上を必要とし、これら全員が手術時に同時に立ち会い、かつ緊急時に開胸手術などの迅速な対応が得られる体制を構築すること。
  • 植込み型除細動器移植術の施設基準に適合した施設(ICD認定施設)であること。
  • 抜去機器に関する所定のトレーニングプログラム(特にpowered sheath※を用いる場合)による研修を修了した医師が、2名以上常勤であること。
  • 施設に必要な装備等に関しては、各社が定めたトレーニングプログラムにおいて推奨される要件に準ずること。
  • 院内に倫理委員会、リスクマネージメント委員会、感染対策委員会が設置されており、必要に応じて各委員会に症例を諮り、適応や合併症について検討することができる施設であること。
  • 緊急時に心臓外科手術の迅速な対応が得られる施設であること。

術者(医師)に求められる要件

  • 循環器専門医・小児循環器専門医または心臓血管外科専門医を有し、かつ各社が定めるトレーニングプログラムを修了すること。
  • トレーニングプログラムには、指導医の手技を2例以上見学し、かつ指導医の立ち合いの下で2例以上の手技を行うこと。
  • ただし、すでにpowered sheath※で十分なリード抜去経験を積んでいる医師に関しては、指導医の手技見学、指導医立ち会いの手技実施を省略できる。

※powered Sheath=「特に追加機能を有さない(マニュアル)シース以外」を指す。

メカニカルシースを用いたリード抜去を行う医師および施設に求められる要件

     レーザーシースの使用の如何を問わず、経静脈リード抜去は相応の危険を伴う手技であり、上大静脈等の損傷や心穿孔に伴う大出血がこれに含まれる。こうした合併症の発生に際しては、寸分の猶予なく開胸術をはじめとする緊急処置が必要であり、リード抜去を行う術者だけでなく、緊急手術を行う心臓血管外科医を含めた施行施設の十分な危機管理体制が求められる。
     術者には不整脈デバイス治療に対する十分な知識と経験と技術に加え、経静脈リード抜去に対する十分な知識(適応、抜去術の様々な手法に関する知識、起こり得る合併症と対応、抜去できなった場合の対応など)が求められる。実際の使用に先立って、製造販売業者が行うトレーニング等を受講する必要がある。
     緊急開胸術が行える手術体制とは、必要十分な人数の心臓血管外科医が常勤しているだけでなく、緊急時に心臓外科手術の迅速な対応が得られる施設としての危機管理体制を意味する。

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