日本不整脈心電学会

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検定の目的

心電図( Electrocardiogram: ECG)は、1903年にオランダのアイントーベンによって開発された、心臓の電気的な活動の様子をグラフ状に記録したものです。
検査自体は簡単にできることから、健康診断、日常診療などに広く用いられ、進化を重ねながら、すでに100年以上の歴史をもつまでになっています。 心臓の病気、とりわけ不整脈や狭心症の診断と治療には欠かせませんが、心電図によっては熟練した医師でも読み間違えることがあり、正確な判読には深い洞察力と多くの経験、訓練が求められます。最近では、機器がある程度自動診断を行いますが、治療方針を決定するうえでも医療従事者の判読技術を高めることは欠かせません。
心電図にかかわる多くの知識を普及させ、我が国の医療の質の向上につながる活動を支援することが心電図検定の目的です。

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