日本不整脈心電学会

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リードレスペースメーカ植込み術および抜去術に関する施設要件、術者要件

施設に求められる要件

植込み術に求められる施設要件

  • ペースメーカ移植術およびペースメーカ交換術の施設基準を満たし、交換を含む⼿術を常勤医が年間 10 例以上実施していること
  • 緊急⼼臓⾎管⼿術が⾃施設で可能な体制を有していること
  • ⼼臓⾎管外科専⾨医が常勤していること

ただし、やむを得ず⼼臓⾎管外科が併設されていない施設、あるいは心臓血管外科専門医がいない施設で植込む場合には、本学会に以下の情報を事前申請する。毎年3~4月に必ず確認申請書をメールで本学会事務局まで送付のこと

① 連携医療施設と⼼臓⾎管外科専⾨医の責任者名(依頼施設管理者(病院長)承諾書および連携施設管理者(病院長)承諾書を含む)

② 連携医療施設での緊急外科対応ができる曜⽇と時間帯

③ どのような場合に、どのような⼿順で⼼臓⾎管外科へ連絡するか

④ 搬送⽅法と推定搬送時間。搬送先病院の開胸⼿術に必要な⼿術機器、⼿術室、⿇酔科医、臨床⼯学技⼠、看護⼠、⼈⼯⼼肺などの準備体制

抜去手術に求められる施設要件

  • ペースメーカ移植術およびペースメーカ交換術の施設基準を満たし、交換を含む⼿術を常勤医が年間 10 例以上実施していること
  • 緊急⼼臓⾎管⼿術が⾃施設で可能な体制を有していること

※リードレスペースメーカ抜去術を行うためには、緊急⼼臓⾎管⼿術が⾃施設で可能な体制を有している必要があります

確認申請書

申請書提出先:office@jhrs.or.jp

術者(医師)に求められる要件

  • 不整脈デバイス治療に関する⼗分な専⾨的知識と植込み経験を有していること
    (不整脈専⾨医資格を有することが望ましい)
  • 関連学会監修の製造販売業者が実施する研修を受講済であること

リードレスペースメーカ植込みに関する重要なお知らせ(注意喚起)

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