日本不整脈心電学会

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J-AB2022レジストリデータを用いた研究課題の募集(第2回)について

 JHRS会員および関係者の皆様におかれましては、J-AB2022レジストリの運営に多大なるご尽力を賜り、御礼申し上げます。J-AB2022レジストリ(旧J-ABレジストリを含む)データを用いた研究のアイデアを、学会員の皆様より募集いたします。研究課題募集要項に必要事項を記入のうえ応募ください。
 実現可能で有用な研究と判断されたものの中から複数題を採択します。採択された研究課題の申請者は、研究結果を学術的に発信(発表および論文の執筆)していただきます。このビッグデータの解析からアブレーション治療の実態を解明し、より安全かつ有用な治療を目指してアブレーション治療の適正化に資することが目的です。

1.応募から論文投稿までの流れ

①J-AB2022レジストリ研究課題募集要項に沿った研究課題を応募します。

②選考委員は書面による審査を行い、5題程度の研究課題に優先順位をつけて採用します。

③審査結果はカテーテルアブレーション関連大会2025(沖縄)にて開催のカテーテルアブレーション委員会セッション(2025年5月30日 13:10-14:10 第4会場)で発表後、JHRSのホームページに掲載いたします。

④採用された研究課題の応募者は研究計画書および統計解析計画書を作成します1)

⑤統計解析計画書をもとに、国立循環器病研究センターOIC情報利用促進部の解析チームが中央解析を行います2),3)

⑥応募者には解析結果データを受け渡します(データは生データではなく、解析結果データになります)。

⑦応募者には解析結果の受領後3カ月を目安に論文のDraftの作成をお願いします1)

⑧応募者は論文を作成し1)、投稿します(解析結果の受領後、半年以内の投稿および1年以内のPublishが目標)4),5),6)

1)滞りなく作成できるように、また多くの施設の若手から応募が可能となるように、カテーテルアブレーションの論文執筆経験が豊かな担当者をお付けします。

2)研究内容により、研究倫理審査委員会での審議が必要になります。

3)中央解析は審査の際に評価の高かった研究課題から順に行います。

4)論文執筆に並行して学会で発表を行うことも推奨します。

5)投稿する学術雑誌は担当者と相談のうえ決定してください。投稿はカテーテルアブレーション委員会の承認後になります(“Journal of Arrhythmia”に限定いたしません)。

6)First Authorは応募者(執筆者)になります。共著者は応募者と同じ施設の協力者(5名程度まで)、解析担当者、担当者、当プロジェクトと執筆に貢献したJHRS会員になります。

J-AB2022の研究計画を更新したため、現在、本学会の研究倫理審査委員会で審査をしています。審査結果次第で変更することがあります。詳細は、審査結果後にお知らせします。

2.応募資格と応募数

 J-ABレジストリ参加施設で、かつ適切に登録を行っていると判断される施設に所属するJHRS会員になります。

  • 原則、1施設1申請としますが、前年1~12月のJ-AB登録数が400例以上の施設は2申請まで認めます。

3.募集内容

 研究課題に使用できるデータは、J-ABレジストリに登録されたデータのうち、すでに固定されたものになります。J-ABレジストリの登録項目を確認し、その項目と症例数で解析可能かつ学術的にも価値があると思われる研究課題を応募してください。

  • 今回の募集のために新たにデータ収集は行いません。
  • J-AB以外の外部データを関連しての研究課題での応募も可能ですが、外部データは応募者自身で用意してください。
  • 以下の内容については論文発表済み、もしくは投稿中のため、同じ内容を応募しないようにしてください。

    ・Annual Report(年次報告)

    ・Impact of Being Underweight on the Safety and Efficacy of Atrial Fibrillation Ablation: An Analysis from the Japanese Catheter Ablation Registry. Circ Arrhythm Electrophysiol. 2024 Nov;17(11):e013026.

    ・Assessment of the safety and efficacy of catheter ablation for atrial fibrillation in very elderly patients: insight from the national prospective registry study. Eur Heart J Qual Care Clin Outcomes. 2024 Sep 6:qcae072.

    ・Predictors of Success and Complications in Catheter Ablation for Idiopathic Premature Ventricular Contractions in Japan. JACC Clin Electrophysiol. 2025 Feb;11(2):408-410.

    ・Clinical Outcomes of Cases Requiring Touch-up Applications in Pulmonary Vein Isolation With Balloon Ablation, Heart Rhythm O2: in press.

    ・The real-world execution rate and safety of repeat-pulmonary vein isolation and additional ablation strategy in repeat ablation procedures for atrial fibrillation: Insights from the Japanese Catheter Ablation Registry (J-AB). On submission.

    ・Efficacy and Safety of Catheter Ablation for Paroxysmal Atrial Fibrillation: A Comparison of First-line Therapy vs. Post Drug Failure – Analysis from Japan Nationwide Ablation (J-AB) Registry. On submission.

4.応募方法(研究課題募集要項)

 下記の「J-AB2022レジストリ研究課題募集要項」に必要事項を記入し、JHRS事務局(office@jhrs.or.jp)あてにメールで送ってください。メールのタイトルは、「J-AB研究課題募集に関する応募要項提出」としてください。

申請期間〔2025年4月1日(火)~4月15日(火)〕

5.審査方法

 カテーテルアブレーション委員会登録評価部会を中心としたメンバーによって構成される選考委員により審査します。

 学術的な重要性(Interest/Novelty)と、当該レジストリの登録項目で解析可能か(Feasibility)で判断します。審査は公平を期すために応募者および応募施設情報を隠して行います。選考委員は自施設からの応募に関する審査には参加できません。

  • 審査のために研究課題の軽微な変更をお願いすることがあります。
  • 同じ研究課題の応募が複数あった場合は、審査における点数の良い方を採用します。同点の場合は、応募者(若手の場合は所属施設の指導者も含めた)の実績、J-AB2022レジストリへの施設の登録数も参考にして総合的に判断します。
  • 採択されなかった研究課題は、次回以降の募集で再度応募可能です。審査は募集ごとに一から行うため、遡って採択することはありません。

6.その他

  • 審査費、J-AB2022レジストリのデータ利用費および統計解析費は無料です。
  • 執筆に要した費用(書籍代、英文校正代)、Acceptされた場合の雑誌への掲載料は原則応募者負担になります。
  • J-AB2022レジストリのデータとその解析結果は学会員の共有の財産です。データを受領したにもかかわらず、Draftの作成が進まない場合は、採択を取り消してカテーテルアブレーション委員会で論文作成を行う可能性があります。

 皆様のご応募をお待ちしております。

 令和7年3月26日

一般社団法人日本不整脈心電学会
理事長 夛田 浩
同 カテーテルアブレーション委員会
委員長 井上耕一

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