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共催:日本光電工業株式会社

1. デバイス治療における三尖弁構造の重要性

三尖弁システム(TV)は、様々な病態に関連する構造物であると共に、右室ペーシング治療では一つの基準となる重要構造物である。TVを介して様々な目的で右室に挿入・留置・固定される右室リードは、常に、TVとの接触が存在する。ときに、リードによる三尖弁閉鎖不全が惹起されている例も見受けられる。デバイス植込みにあたっては、リードとTCの相互作用を常に念頭に置き治療は行われるべきものと考えるが、その詳細な回避の考え方は確立していないように感じる。とりわけ、デバイス治療と最も関連する三尖弁中隔尖は、その構造そのもの、周囲構造も特殊であり正確な理解が必要である。ここでは理論的にTVを再考し、現在の臨床の場での押さえるべき重要なポイントについて考えてみる。

井川 修  日本医科大学付属病院/セントマーガレット病院循環器内科