開催概要 プログラムPDF

上田英雄記念講演

“Role of Pharmacotherapy in Cardiac Ion Channelopathy”
演者:Nabil El-sherif
    (State University of New York-Downstate Medical Center, Brooklyn, New York)
座長:平岡 昌和 (東京医科歯科大学)

山田和生招聘講演

“Ablation of Atrial Fibrillation - Lessons Learned”
演者:Aman Chugh(Division of Cardiovascular Medicine, University of Michigan, Ann Arbor, Michigan)
座長:相澤 義房 (新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器分野)

学術諮問委員会提言シンポジウム(指定)  

「重症心室不整脈に対するリドカイン,ニフェカラント,アミオダロン静注薬の位置づけ」
座長:大江 透 (心臓病センター榊原病院)
    萩原 誠久 (東京女子医科大学循環器内科)

演題・演者
 1.日本におけるリドカインと静注Ⅲ群薬の臨床試験成績(overview)
    加藤 貴雄 (日本医科大学内科学〔循環器・肝臓・老年・総合病態部門〕)
 2.ニフェカラント静注の利点と問題点
    栗田 隆志 (国立循環器病センター心臓血管内科)
 3.重症心室性不整脈に対するアミオダロン静注の利点と問題点
    志賀 剛 (東京女子医科大学循環器内科)
 4.ニフェカラント抵抗性の心室頻拍・細動に対するアミオダロン静注の有用性
    草野 研吾 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科循環器内科)
 5.院外心肺停止患者における電気的除細動抵抗性の心室頻拍・細動に対するリドカインと
   Ⅲ群抗不整脈薬の違い
    網野 真理 (東海大学医学部循環器内科)
 6.電気的除細動抵抗性院外心停止例に対するⅢ群静注薬・ニフェカラントの効果・安全性に
   関する多施設共同レジストリ研究(J-PULSEⅡ)
    安田 聡 (東北大学病院循環器先端医療開発学寄附講座)

学術諮問委員会指定トピックスシンポジウム(指定・一部公募)  

「薬物療法と非薬物療法のハイブリット療法」
座長:井上 博(富山大学大学院医学薬学研究部内科学第二)
    家坂 義人(土浦協同病院循環器センター内科)

演題・演者
 1.未定
    鵜野 起久也(土浦協同病院循環器センター内科)
 2.慢性心房細動におけるBox隔離の有効性─薬物併用の効果
    熊谷 浩一郎(高木病院循環器科)
 3.心室性不整脈に対するハイブリッド療法
    野上 昭彦(横浜労災病院循環器科冠疾患集中治療部)
 4.ICDと抗不整脈薬のハイブリッド治療─先天性QT延長症候群とBrugada症候群を中心に─
    栗田 隆志(国立循環器病センター心臓血管内科)
 5.器質的心疾患を伴う患者の突然死予防:ICDと薬部治療の役割について
    庄田 守男(東京女子医科大学循環器内科)

シンポジウム(指定・一部公募)  

「心房細動の病態と治療の進歩」
座長:奥村 謙(弘前大学大学院医学研究科循環呼吸腎臓内科学)
    熊谷 浩一郎(高木病院循環器科)

演題・演者
 1.Immune Cell Diseaseとしての心房細動:新しい病態生理のパラダイム
    山下武志((財)心臓血管研究所)
 2.発作性心房細動に対する抗不整脈薬とEnalaprilとPravastatin併用療法の長期予防効果
   ─Upstream療法の有効性と限界─
    小松 隆(岩手医科大学循環器医療センター)
 3.ヒト心房活動電位モデルを用いた各種IKr阻害剤とIKur阻害剤による活動電位延長作用の検討
    村上慎吾(大阪大学大学院医学系研究科)
 4.左房の不整脈基質と拡大肺静脈隔離術の成績との関係
   :A concept of no low voltage no LA body AF
    土谷 健(EP Expert Doctors-Team Tsuchiya)
 5.心房細動発生,維持における冠静脈洞の関与
    森田 宏(岡山大学大学院循環器内科)
 6.イソプレテレノールへの反応性による心房細動基質の推定
    原  幹(埼玉医科大学国際医療センター心臓内科)
 7.高周波ホットバルーンカテーテルを用いた全肺静脈を含む左房後壁隔離術
   ―その有用性と安全性について―
    曽原 寛(葉山ハートセンター不整脈センター)

パネルディスカッション  

「Electrical Stormの病態と機序」
座長:栗田 隆志(国立循環器病センター心臓血管内科)
    池主 雅臣(新潟大学医学部保健学科)

演題・演者
 1.未定
    Aman Chugh(Division of Cardiovascular Medicine, University of Michigan, Ann Arbor, Michigan)
 2.反復する心室細動に伴うカルシウムハンドリングシグナルの変化:
   Electrical stormの動物モデルを用いた基礎研究からの知見
    辻 幸臣(名古屋大学環境医学研究所 心・血管分野)
 3.VF stormとその治療
    野上 昭彦(横浜労災病院循環器科冠疾患集中治療部)
 4.器質的心疾患を伴う心室頻拍のelectrical stormの病態,機序,治療
    古嶋 博司(新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器分野)
 5.遺伝性不整脈疾患のelectrical stormの病態,機序,治療
    清水 渉(国立循環器病センター心臓血管内科)

ファイアサイドセミナーⅠ  

「Brugada症候群の治療をどうするか?」
座長:西崎 光弘(横浜南共済病院循環器内科)
    鎌倉 史郎(国立循環器病センター心臓血管内科)

演題・演者
 1.特発性心室細動研究会から ─本邦におけるBrugada症候群の実態─ 診断から治療
    高木 雅彦(大阪市立大学大学院循環器病態内科学)
 2.Brugada症候群の病態:合併する不整脈(AFなど)を含めて 
   ─治療につながる病態生理について(遺伝子解析を含め)
    草野 研吾(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科循環器内科)
 3.Brugada症候群の病態からみた治療 ─遺伝子異常との関連も含めて─
    清水 渉(国立循環器病センター心臓血管内科)
 4.ベプリジル等の薬物療法による難治性VFの予防(自律神経活動の関係も含めて)
    水牧 功一(富山大学大学院医学薬学研究部内科学第二)
 5.Brugada症候群における薬物療法:合併する不整脈を含めた治療
    水澤 有香(東京都立広尾病院循環器科)
 6.Brugada症候群における非薬物療法(ICD治療を中心に)
    池主 雅臣(新潟大学医学部保健学科)

ファイアサイドセミナーⅡ  

「ICDの基礎と臨床」
座長:児玉 逸雄(名古屋大学環境医学研究所 心・血管分野)
    村川 裕二(帝京大学医学部附属溝口病院第四内科)

演題・演者
 1.はじめに:電気的除細動の歴史と課題
    柴田 仁太郎(新宿三井ビルクリニック循環器科)
 2.除細動の基礎
    1.膜電位に及ぼす電場刺激効果(仮想電極現象も含めて)
     芦原 貴司(滋賀医科大学呼吸循環器内科・不整脈センター)
    2.除細動閾値に影響を及ぼす因子
     村川 裕二(帝京大学医学部附属溝口病院第四内科)
 3.臨床
    1. 細動認識の方法と問題点―心拍数設定,T波感知など
     栗田 隆志(国立循環器病センター心臓血管内科)
    2.ICD適応の問題点―症例の選択と評価
     円城寺 由久(京都桂橋病院心臓血管センター)
    3.心室細動波の周波数解析による除細動効果の予測
     渡邉 英一(藤田保健衛生大学循環器内科)

心電学フロンティア2008(第43回理論心電図研究会)  

「Optical mappingの新たな展開」
座長:堀江 稔(滋賀医科大学呼吸循環器内科)
    児玉逸雄(名古屋大学環境医学研究所 心・血管分野)

演題・演者
 1.心室細動に関与する細胞内カルシウム動態
    林 秀樹(滋賀医科大学呼吸循環器内科)
 2.再生医療における光マッピングシステムの応用・光マッピングのコツ
    三好 俊一郎(慶應義塾大学医学部心臓病先進治療学講座)
 3.Optical mappingによるspiral waveの解析
    本荘 晴朗(名古屋大学環境医学研究所 心・血管分野)

公開講座 I  

「不整脈の薬物療法を正しく理解しよう―心房細動を中心に」
座長:新 博次(日本医科大学多摩永山病院循環器内科)
    上野 和行(新潟薬科大学薬学部薬物動態学研究室)

演題・演者
 1.リズムを管理する―リズムコントロール(洞調律維持)の適応と実際
    梅村 純(日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院循環器内科)
 2.リズムを管理する―レートコントロール(心拍数調整)の適応と実際
    池田 隆徳(杏林大学医学部第二内科)
 3.心原性塞栓症を予防する―リスク評価と抗血栓療法の実際
    是恒 之宏(国立病院機構大阪医療センター 臨床研究センター)
 4.抗凝固薬の体内動態と相互作用を理解する
    上野 和行(新潟薬科大学薬学部薬物動態学研究室)

公開講座 II  

日時:11月2日(日) 17:30~20:30(開場17:00)
会場:朱鷺メッセ 第2会場(スノーホールA)

「医療従業者のための心電図判読スキルアップ」
座長:平岡昌和(東京医科歯科大学)
井上 博(富山大学大学院医学薬学研究部内科学第二)

演題・演者
 1.モニター心電図における危険な不整脈の見分け方と対処法
    西崎 光弘(横浜南共済病院循環器センター)
 2.運動負荷試験の施行法,注意点,見方
    伊東 春樹((財)日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院)
 3.心電図によるペースメーカ作動・誤作動の鑑別と対処法
    小林 義典(日本医科大学内科学〔循環器・肝臓・老年病・再生医療・総合病態部門〕)


公開講座 II は事前登録にたくさんのご応募ありがとうございました。

 

公開講座 III  

日時:11月2日(日) 17:30~20:30(開場17:00)
会場:朱鷺メッセ 第3会場(2F 中会議室201)
「ダイナミックに心臓を見る」
座長:山科 章(東京医科大学循環器内科)

演題・演者
 1.心肺運動負荷試験を如何に使いこなすか
    長山 雅俊(榊原記念病院心臓リハビリテーション室循環器内科)
 2.不整脈の診断と治療におけるホルター心電図の役割
    桑木 絅一(西東京警察病院循環器科)
 

公開講座Ⅲは事前登録が必要になります。定員になり次第お申し込みを締め切らせていただきます。
下記のお申し込み用紙をダウンロードしてFAXでお申し込みください。

 

公開講座 III お申し込み用紙

 

その他:ランチョンセミナー,モーニングセミナー,キーノートレクチャー

◆日本心電学会学術奨励賞(論文発表と選考)
   選考委員長 堀江 稔(滋賀医科大学呼吸循環器内科)
◆医科学応用研究財団助成による日本心電学会論文賞(論文発表)
   選考委員長 小野 克重(大分大学医学部循環病態制御講座)
◆日本心電学会誌最優秀論文賞(論文発表)
   選考委員長 児玉 逸雄(名古屋大学環境医学研究所 心・血管分野)