日本不整脈心電学会

第16回植込みデバイス関連冬季大会

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会長挨拶

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 第16回植込みデバイス関連冬季大会開催に際し、ご挨拶を申し上げます。本大会は、日進月歩の不整脈領域の進化によって膨大にもたらされる知識や技術を習得、整理し、学会員と共有することを目的に学術集会とは別の立ち位置でもうけられました。2009年に新田隆先生が会長をお務めになった第1回大会からはや15年が経過しようとしています。この間、不整脈におけるデバイス治療の進化発展とともに、各回の大会長による工夫を凝らした企画により「不整脈領域のデバイスを勉強するならこの大会」と認識されるほどになりました。

 不整脈領域、特にデバイス治療の領域では、医師の専門分野は内科系、外科系、小児科系、基礎系と多岐にわたります。また、臨床工学技士、臨床検査技師、看護師、診療放射線技師、CDRなど多職種の専門家が治療にかかわります。そのため、回を重ねるごとに参加者数は増加し、他の学会では類を見ない極めて多様性の高い大会へと発展を遂げています。

 毎回本大会に参加して感じるのは、この領域の進化進歩は目覚ましいということです。S-ICD、リードレスペースメーカなど画期的で新しいハードウエアが次々と上市されてきましたが、遠隔モニタリングやAIを応用したDigital Health Careも変化しています。以前から存在しているペースメーカ、ICD、CRT-P/Dにも新機種が登場してMRI 撮像ができるようになり、WCDや長時間モニターの知見も追加されています。技術面ではヒス束/左脚ペーシングやリード抜去など進化が著しい技術のアップデートが必要ですが、旧来の基礎的なデバイスの仕組み、植込み術も改めて勉強する必要があることはいうまでもありません。勉強になったなと言っていっていただける充実した大会になるよう誠心誠意準備を進めて参ります。

 本大会は完全現地開催といたします。血の通ったディスカッションを通して、明日への診療に活かせる学びと繋がりを多く得ていただきたいと考えています。 多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第16回植込みデバイス関連冬季大会
会長 今井克彦(呉医療センター・中国がんセンター心臓血管外科)
   横式尚司(市立札幌病院循環器内科)