ICDハンズオン-実際のプログラム操作を体験する-
昨今、医療業務に関わる業者の立ち会いが制限され、私たち医療従事者は自らの職員によってデバイスの管理を行うよう求められています。しかし、業者側のサポートなしでは従来の医療レベルを維持するのは容易でなく、一刻も早くデバイスの管理に習熟せねばなりません。
ICDの具体的な取り扱いについては個々の企業による教育プログラムが開催されていますが、複数の機種についての機能を同時に学び、それらを比較しながら効率よく技術を習得する場は殆どありませんでした。そこで今回、デバイス関連冬季大会では、わが国で使用されている全ての機種を一堂に集めたハンズオンを企画しました。今回は2つのコース(それぞれ2つのベーシックとアドバンスの講義と2社のハンズオン)を設け、事前の選択制としました。ハンズオンでは各社別に設けられたブースを訪問し、実際にプログラマーを操作してもらいます。内容については時間的な制約(40分)があるため、植込み時のプログラミングと作動時の対応を中心とします。また、プログラマー1台について2名の操作とし、希望機種2社の選択は当日受付の先着順とします。従って、ご希望の機種全てを体験できない可能性がありますのでご了承ください。ただし、ハンズオンについては同じ内容が4回繰り返されますので、見学のみ(操作無し)でよければ後方の座席にて聴講することも可能としました。ご予約のハンズオンに5分以上遅刻されますと、後方の聴講者を優先することもありますのでご注意ください。また、ハンズオン終了後、各社のご厚意によりブースは30分間オープンしておりますので、時間の許す限り、自由にご訪問頂いて結構です。
今回のハンズオンは大会長の日本医科大学教授 新田 隆先生の発案により初めて開催されます。これまで以上に魅力的で実際的な体験ができる場として皆様の日頃の診療に貢献できると信じております。奮ってご参加ください。
ハンズオン参加企業と講義内容は下記のごとくです。なお、詳細な参加手順については別項を参照してください。
ハンズオン参加企業(五十音順)
セントジュードメディカル株式会社/フクダ電子株式会社
日本メドトロニック株式会社
日本ライフライン株式会社
バイオトロニックジャパン株式会社/日本光電工業株式会社
ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
講義予定内容(演者未定)
ベーシックコース
1. 植込み時プログラミングの基本
2. フォローアップ中プログラミングの基本
アドバンスコース
1. 植込み時のトラブルシューティング
2. フォローアップ中のトラブルシューティング
*プログラムは現段階での予定のため、変更となる場合がございます。