カテーテルアブレーション関連秋季大会2019

会長挨拶

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 カテーテルアブレーション関連秋季大会2019を11月7日(木)〜9日(土)に、石川県立音楽堂 / ANAクラウンプラザホテル金沢で開催させていただきます。本大会の会長を務めさせていただきますことを大変光栄に存じております。

 カテーテルアブレーションは、1994年に保険適用されました。その後、難治性不整脈の根治療法として広く普及し、2017年には74,624件と年間70,000件を超えました。この間に、アブレーション手技とその関連機器は大きく進歩し、いくつもの新しい機器・ソフトが開発され、臨床使用が可能となりました。また、アブレーションに関わる医療スタッフの数も右肩上がりに増加しております。同時に、アブレーション機器特有の合併症も明らかとなり、医療従事者はより広く、深い知識とより多くの経験が要求されるようになっています。しかしながら、多忙な日常臨床の中で、なかなか知識を整理、あるいはブラッシュアップできないでいるというのが現状ではないかと思います。本会に参加いただくことがその一助となっていただければ幸いです。

 11月7日(木)はライブを中継します。高周波アブレーションやバルーン技術を用いたアブレーションを行います。ライブ中継は限られた時間ではありますが、効率よく、異なった不整脈のアブレーション、あるいは異なった手技での焼灼方法をみていただきたいと思います。他施設の電気生理学的検査法、心腔内心電図の解釈、アブレーション至適部位の決定をライブで見ることは、極めて有用です。コメンテータの先生方にも参加いただき、これからアブレーションを始める方のために教育的な内容も取り上げます。

 11月8日(金)は公開研究会です。アブレーションの対象となるすべての不整脈の適応・手技・合併症に関して、発表者と参加者が効率よく参加、ならびに聴講できるようにプログラムを作成したいと思います。終了後は福井の銘酒「黒龍」を主役にした懇親会を開催しますので奮ってご参加ください。

 11月9日(土)は研修セミナーを開催します。アブレーションに関わることで知っておくべきことから up to date な話題にいたるまで、参加者にとって勉強になる、そして明日から使えることが得られるように講師の先生にわかりやすく講演していただきます。

 北陸地区で本大会を開催するのは、初めてのことになります。11月は蟹漁の解禁月(11月6日)ですが、蟹、甘えびにとどまらず多種の海産物が美味しい時期でもあります。多くの方に学会に参加していただき、昼はカテーテルアブレーション関連秋季大会、そして夜は金沢の街と北陸の海の幸を満喫していただければと思います。充実した会になるよう研究室一同協力して精一杯、努めさせていただきます。本大会がアブレーション治療に携わる医療従事者にとって実りある機会になることを願っております。

カテーテルアブレーション関連秋季大会2019
会長 夛田 浩
(福井大学医学部病態制御医学講座循環器内科学)