公開講座

薬剤師・MR対象のセッションになります。
会員に限らず、どなたでも聴講いただけます。
本公開講座出席により、日本薬剤師研修センター認定の研修認定薬剤師1単位が認められます。終了後、会場前にてシールを配布いたしますので、お受け取り下さい。
*受付は開始30分前より会場前にて行います。遅刻がないように時間に余裕をもってご参加下さい。シールをお渡しできなくなる場合がございます。

日時:2016年7月15日(金曜日)18:30〜21:00
会場:札幌コンベンションセンター 第4会場(中ホールB)
テーマ:薬剤師として知っておきたい抗不整脈薬・抗凝固薬の基礎知識

開会の言葉:上野 和行(新潟薬科大学薬学部薬物動態学教室)

座長:新 博次(鶴巻温泉病院)
   上野 和行(新潟薬科大学薬学部薬物動態学教室)

演題・演者

  1. 抗不整脈薬:薬理作用から見た安全な使い方
    栗田 隆志(近畿大学医学部附属病院心臓血管センター)
  2. 抗不整脈薬の薬物動態と薬物血中濃度モニタリングの要点
    志賀 剛(東京女子医科大学循環器内科)
  3. 心房細動における適切な抗凝固療法〜頭蓋内出血を回避する治療戦略〜
    矢坂 正弘(独立行政法人国立病院機構九州医療センター脳血管神経内科)

まとめ:新 博次(鶴巻温泉病院)

共催:第63回日本不整脈心電学会/第一三共株式会社
後援:北海道薬剤師会/北海道病院薬剤師会/札幌薬剤師会/札幌病院薬剤師会(全て予定)

第31回日本不整脈心電学会公開講座(薬剤師・MR対象)
「薬剤師として知っておきたい抗不整脈・抗凝固薬の基礎知識」

上野和行

 高齢化に伴い、循環器疾患の中でも、不整脈の治療が問題になっています。不整脈の薬物療法では抗不整脈薬だけでなく抗凝固薬による治療が重要ですが、これらの薬物においては重篤な副作用や特徴的な薬物動態を有することから適正使用が難しいことでも知られています。そのため症例ごとの適正な薬物療法などによる管理が求められており、コメディカルスタッフの管理への参画も期待されています。
 本学会では、これまでコメディカルスタッフに対する色々な教育の企画が実施きていますが、今回は薬剤師・MRを対象として本テーマを取り上げました。最近抗不整脈薬のTDMのガイドラインも発表され、薬剤師の関心が高い分野でもあります。また新規抗凝固薬の登場により、心房細動の合併症である血栓塞栓症の予防に関する諸問題も話題になっております。
 今回は、それぞれの領域において第一線で活躍されている専門医を迎え、抗不整脈・抗凝固薬の基礎知識から最近の薬物療法における管理などについて解説していただく企画と致しました。是非、多くの皆様の参加をお待ちしています。

学術大会
事務局

筑波大学 医学医療系 臨床医学域 循環器内科
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