臨床心電図解析の実際 - 不整脈編 第5章
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4.心室細動ECG V043(12誘導同時記録)基線は消失し、大小不同、間隔不定で高頻度の無秩序な波が連続している。P、Q、R、S、Tを特定することができず、心室細動と判断される。Brugada症候群の患者さんで、心電図を記録している最中に突然発生した。12誘導心電図を同時記録し得たもので、この直後に意識を消失したが、ただちに電気的除細動を行い救命することができた。    473

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