4.房室ブロックECG J017(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、aVR、aVL、aVF同時記録)J013、J014と同一例。PR時間の漸次延長がほとんど見られないままQRS波が突然脱落しており、一見後述するMobitz II型のようである。しかし、QRS波が脱落したA及びBの前後のPR時間を正確に計測すると、①、③は0.22秒前後、②、④は0.20秒前後で、小さな差ではあるが明らかに①>②、③>④のため、Mobitz II型ではなくMobitz I型と診断される。 319
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