臨床心電図解析の実際 - 不整脈編 第3章
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4.心房細動ECG A044(12誘導を6誘導ずつ連続記録)A043と同様、心房細動中に←で示す形の異なる心拍が遅いタイミングで出現している。QRS幅が広く正常収縮とはまったく逆向きの左脚ブロック型波形で、かつQRS波直前にスパイク電位が見られることから、右室VVIペーシングによる心拍と判断される。徐脈性心房細動に対するペースメーカー装着中の症例で、RR間隔が一定以上延長した際に、バックアップのVVIペーシングが作動したものである。  197

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