3.洞徐脈ECG S012(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、aVR、aVL、aVF同時記録)PP間隔(RR間隔)は1.6秒程度でほぼ一定であるが、心拍数に換算すると38/分の高度の徐脈を呈している。○で示すような正常洞収縮の興奮頻度が50/分未満に低下した状態(洞結節の興奮間隔=PP間隔が1.2秒以上に延長した状態)を洞徐脈と呼ぶ。マラソン選手などのスポーツマンや夜間の迷走神経緊張時には正常人でもよく見られる所見であるが、日中活動時にもかかわらず極端な洞徐脈が持続する場合は、洞結節機能の低下に基づく洞不全症候群(Rubenstein I型)が疑われる。 43
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