V1V2FⅠⅡⅢV3V4V5aVRaVLaVFV680心電図所見は前の例と同様の「通常型の心房粗動」であるが、「完全右脚ブロック」を伴っており、房室伝導比は4対1と一定()、心拍数は86/分で、後半に左脚ブロック型の「心室期外収縮」()を1拍認める。自動計測結果には多くの不適切計測や計測ミスがあり、心拍数147/分、PR間隔112msec、QRS幅71msec、SV1:0.1mV、RV5:0.2mVと表示されているが、いずれもどこをどう計測したのか皆目見当がつかない。自動診断結果として診断名や所見名を表示する際には、得られた情報をそのまま表示するのではなく、所見を整理し、臨床的意義や重要性を考慮した適切な表示法を構築する必要があろう。診断名・所見名不適切-2 Answer
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