②①③ⅠⅡⅢ8V2V3V4V5V6aVRaVLaVFV1コンピュータが誤診した原因を分析すると、以下の①~③の要因が考えられる。①:洞性P波を見落とした()、②:T波、U波、基線の動揺をf波と誤認した()、③:RR間隔の呼吸性変動を絶対性不整と誤認した()。これらが重なって「心房細動」という不適切診断に結び付いたと考えられる。さらに言えば、①のみであれば房室接合部調律、②のみであれば洞不整脈が鑑別に上がるが、②を過剰診断したことによって「心房細動」という不適切診断に至ったと判断される。洞性P波、異所性P波、T波、U波、ノイズやドリフトなどの基線の動揺を正確に鑑別するアルゴリズムの開発が必要である。読み過ぎ-2 Answer
元のページ ../index.html#10