14重症不整脈に直結する波形異常編ER-5 Answer副甲状腺機能亢進症に伴う高カルシウム血症(血清Ca値 12.2mg/dL)の例で記録された。Ⅱ・Ⅲ・aVF誘導で軽度のST上昇( )がみられるほか、QT間隔0.33秒(QTc 0.39)とQT短縮傾向( )もある。早期再分極ではQT間隔が短い傾向があり、早期再分極の機序のひとつとして血清Ca濃度上昇の関与も注目される。ⅠⅡⅢaVRaVLaVFV1V2V3V4V5V6
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