12重症不整脈に直結する波形異常編ER-4 AnswerⅠ~Ⅲ誘導の一部を拡大した。本例で注目されるのはQT間隔( )で、QT 0.29~0.31秒、QTc 0.31~0.33と著明に短縮している。早期再分極とQT短縮との関連性も検討が必要である。V1V2V3V4V5V6ⅠⅡⅢaVRaVLaVFⅠⅡⅢⅡ・Ⅲ・aVF誘導で明らかなST上昇( )を認め、若年男性で器質的基礎疾患をもたないことから、早期再分極と判断される。
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