臨床心電図解析の実際 - 不整脈関連波形異常編
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δ波-3 Aδ波-13 AnswerE1 E2 E3 E4 ⅠⅡⅢaVRaVLaVFV1V2V3V4V5V6δ波-11例で観察されたδ波はみられない。E1~E4(↑)はいずれも連結期の短い早期収縮で、やや変形したP波が先行していることから、心房期外収縮と判断される。連結期の長さはE1>E2>E3=E4であるが、E2のQRSのみが大きく変形している。これは何故であろうか。期外収縮のP波の形をよくみると、E1、E3、E4は陽性、E2は陰性( )のようである。心房の異なる部位(心房下部)から発生した異所性興奮がたまたまKent束に近かったため、δ波を伴う早期興奮をきたしたと考えれば説明できそうである。重症不整脈に直結する波形異常編32
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