ご挨拶

   平成22年度日本不整脈学会カテーテル・アブレーション関連秋季大会を、平成22年10月21日(木)〜23日(土)に東京都八王子市の『京王プラザホテル八王子』で開催します。アブレーションが臨床に導入されて早20年余りが経ちましたが、その黎明期は各頻拍性不整脈の標的部位同定法の開発がさかんでした。当然現在のような高度な三次元マッピング・システムはなく、透視画像を頼りに局所電位を細かく分析し、アブレーション部位を決定していました。その過程では電位の解釈が重要で、標的電位としての妥当性を確認するためには電気生理学に精通する必要がありました。しかしながら現在はこの点がややおろそかにされている観があります。
   そこで、今回のテーマを「Revisit the electrophysiology and local potential guided catheter ablation −the basics to make the most of new technology−」に位置づけ、局所電位解析の重要性を見直し、さらにはこれと最先端のマッピング技術との整合性と相加価値を検証する有意義なプログラムを企画します。
   八王子は南多摩を代表する中堅都市であり、近くには高尾山という東京都を代表する観光地があります。グルメ通をうならせるスポットも数多くあります。また東京駅や新横浜駅からも1時間以内に到着できますので、アクセスも問題ありません。多数の皆様方のご参加をお待ちしています。

特定非営利活動法人 日本不整脈学会
カテーテル・アブレーション関連秋季大会2010
会 長:小林 義典
(東海大学医学部付属八王子病院 循環器内科 教授)