4.心房細動ECG A037（12誘導を6誘導ずつ連続記録）心拍数130/分前後のQRS幅の広い頻脈を呈している。QRS波は右脚ブロック下方軸で、一見心室頻拍のようである。しかし、明らかなf波は同定されないものの、RR間隔が不整であることから心房細動と判断される。脚ブロックなど心室内伝導障害のある例で頻脈性心房細動を起こすと、基線部分がほとんどなくなるため、しばしばf波の同定が困難になる。 181
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