臨床心電図解析の実際 - 不整脈編 第3章
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4.心房細動ECG A032(12誘導を6誘導ずつ連続記録)心拍数100/分前後の頻脈で、RR間隔は長短ばらばら、基線が細かく不規則に揺れていることから、心房細動と診断される。不規則な基線の揺れ(f波)の興奮頻度は300~350/分で、f波の大きさも0.2~0.3mVほどあり、発症から短時間の典型的な発作性心房細動と判断される。   171

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