臨床心電図解析の実際 - 不整脈編 第3章
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1.心房(上室)期外収縮ECG A007(Ⅰ、Ⅱ、aVF、V1、V3、V5同時記録)第6拍に心房(上室)期外収縮(▼)が出現したのをきっかけに、その後、洞収縮-期外収縮、洞収縮-期外収縮というリズム(→二段脈)を繰り返している。期外収縮は二段脈になりやすい性質(二段脈の法則)を持っており、心室期外収縮では高頻度に見られるが、心房(上室)期外収縮では比較的まれである。   111

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