第9章|臨床心電図解析の実際 - 不整脈関連波形異常編
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6重症不整脈に直結する波形異常編BBB-1 AnswerⅠⅡⅢaVRaVLaVFV1V2V3V4V5V6QRS幅が広く、V1、V2誘導でrsR’型かつV5、V6誘導で幅広いS波を認めることから()、完全右脚ブロックの診断は容易である。さらに、肢誘導のR波高から左軸偏位を呈していることがわかる ()。すなわち、完全右脚ブロックで左軸偏位を呈する(CRBBB+LAD)二束ブロックと診断される。

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